北山アゲハ

忘れないために、忘れるために、振り返る

day37

2019/1/6

また年が明けてしまった。
気温も下がった北山公園に。気温は低いがアゲハのコンディションは良いようには感じられない。
この日も福田さんが来てくれて、小野くんとも久しぶりに再会。

小野くんに左カチのホールディングを色々と教えてもらう。
リーチが違いすぎて参考にしにくいが、やはり右手あげのときの身体の位置が小野くんの方が高い気がする。

ワイワイとしたセッションの中でも集中したトライを重ねる小野くん。もう登ることができると自信を持ったトライをしている。

登れる、そう思ってトライすることが重要。ジムでもそうだが、岩は特にそう。

そしてついに完登。

いっしょにに打ち込んでいたクライマーが目の前で登るのは気持ちいい、嬉しい。

完璧な登攀だった。


こちらのモチベーションもあがる。
その次のトライで右手あげでホールドを捉える。

止まった。

右足も抜けていない。
左カチも抜けていない。

0.1秒にも満たないかもしれない。
止めた右手を持ち直すと、その瞬間右足の感覚はなかった。

気づけばいつもの通りオレンジのマットの上。


今のは止まったと言える。

ただアゲハをトライして一日でいいトライをできるのは2トライ。多くて3トライ。

その後は止めることができなかった。

それでも小野くんの完登を見て、やる気もあがる一日となる。