北山アゲハ

忘れないために、忘れるために、振り返る

月光岩 day36

2023/12/17 四段を登ったという自信を胸に北山公園に。暖かかった冬だが、今日は今シーズン初めての北山公園を楽しませてくれるような寒さ。普段はあまり人がいない絶叫エリアだが、マホロバメンバーで賑わっていた。

 

月光岩は相変わらず何のホールドも見当たらない綺麗なフェースでそこにいた。

 

9カ月も間が空いて何もできなくなってるのではないかという不安で取り付くことが怖い。それでもひょっとしたら9カ月の色々な経験値で覚醒しているかもしれないと自分に言い聞かせて取り付く。

 

離陸。

 

身体は全部覚えていた。痛い右スタンスを踏んでデッドで左足をセット。足元を見たまま初手に手を出す。懐かしい感覚。

そして先シーズンに悪くなっていた左足は変わることなく悪いままで、踏み込めることなくきれて落ちる。

 

9カ月前と何も変わっていない。いや、シーズン初日のファーストトライだからむしろ進歩しているはずと自分に言い聞かせる。

 

結局2手目どりはスタンスの状況に左右されるのでバラシ始めることに。リップも一度しっかり触ることができたので悪くはないか。

 

このラインを本当に登ることができるのか。また苦しい道に踏み入れるのか。でも冷酷は全く未来が見えない中で急に全てが解決した。月光岩でも同じことが起きるかもしれない。色々なことをヒントにあらゆることを試してもがくしかない。

 

必要なのはモチベーション。と指皮とソール。