北山アゲハ

忘れないために、忘れるために、振り返る

月光P day25

2022/11/5 

指皮が薄いながらも荒れてる感がなくなっていい感じかもと期待しながら昼前に北山公園に。

気温は低くないが、コンディションは悪くない。

 

アドスラに向かうが、いつもどおりほぼ触らない。代わりに初めて月影を触ったが可能性は感じない。

月影には北山公園でよく会う打ち込みクライマーの佐藤さんがいた。

「この前アゲハを小一時間で登った人がいたんですよ。大阪のクライマーで10年ぶりぐらいに北山に来たらしいです。髪色の派手な同年代のクライマーでした。」

 

5年かかる課題を1時間で登る人がいるのか。そもそもそのレベルはプロクライマーか。誰だろう。あり得るとすれば翔一さんか。

そんなことを考えながら月光岩に向かうが、やはり暑くてパリッと感はない。しかし先週のブースティックでの離陸率が100%だったこともあり、今日こそは打開できるのではないかと期待に胸を膨らませる。

1トライ目で早くもブースティックの離陸率100%は崩れる。最初はドラゴでやれば良かった。それでもブースティックの安定感はすごく、離陸の左足あげのときに右足の滑る感覚がなく、痛みもほとんどない。やはり靴は重要だ。

離陸は決まり、初手どりも安定するのだが、2手目が取れない。どうにも左足に乗り込むことができない。コツを忘れているだけかと思い、2手目取りで落ちてもすぐにバラシでトライするということを繰り返す。

 

先週安定しなかったバラしも比較的安定しているが、その後の右足がやはり踏み込めない。去年はどうやって踏んでいたのか。結局3手目が持てていたのか。全てのホールドが悪く感じて身動きが取れない。

 

繰り返しているとスタートの左足が大きく欠けた。もう3手目に届かなくなるのではないか。課題として成立するのか。

 

まだ二日目というのに、急激にモチベーションが下がってしまった。やはり一人は苦しい。気分転換の岩がないのも苦しい。