北山アゲハ

忘れないために、忘れるために、振り返る

月光P day26

2022/12/3

 

ようやく冬らしい気温に近づいた感じがしてきた北山公園に。しばらくは気温も高かったので矢掛でエイプリルフールにリベンジしたり、長崎で砂浜の綺麗なワイドクラックを登ったりとしていたが、本格シーズンの始まりに気を引き締める。

 

前日に雨は降っていないが、岩はややしっとりしている。1月空いただけで取り付くときに緊張感がある。感覚が鈍ったのかスタートもいまいち決まらない。そして危惧していたとおり左スタンスの崩壊が進んで2手目を取りに行くムーブが起こせない。

 

そして3手目を取りに行くと左足が切れてしまう。スタンス崩壊の影響か。このまま左スタンスが削れていくと3手目が届かなくなる気がする。課題として成立するのだろうか。絶望感に包まれる。

 

沈んでいても仕方がないのでできることを進める。まずは初手のホールディング。今まで少し適当だったが、粒の位置まで特定させる。小指は外して中指中心がかなりしっくりきた。

しかし、そのホールディングでも2手目は取れない。またしても絶望する。

 

とりあえずは3手目と思っている右ピンチを使わないムーブを検討することに。他に考えつくのは、面の変わっているところまで飛びつくか、何とかして左足を初手にあげることか。

 

どちらもできる気はしないが、家でカザハナの4mmカチを触っていたからか、2手目をあまり悪いと思わなくなったことが収穫か。

 

買える前に藤原さんに北山アゲハの本を渡し、将棋スペシャルの初手取ってから落ちて帰途につく。

アゲハには前回会った佐藤さんがいて、前に話したクライマーはやはり中川翔一だったとのこと。やはりあのレベルだと簡単に登るのか。それならプロジェクトも簡単に登るかもしれないな。