大阪湾の見通しはあまり良くなく、コンディションに期待できない北山公園に。
しかし、アゲハの岩を触ると思いの外フリクションが良い。相変わらず分からないものだ。
ショーギ岩はコンディション悪くてもアゲハはいいこともあるし、やはり登ってみないことには分からない。
そしていつものように藤原さんと登っていると、右手リップ出しで登った北岡さんが現れた。
右手をリップに出してアゲハを登っているのは、おそらく北岡さんだけで、それほど左カチが持てていることの証でもある。
再登しにきたとのことなので、しっかり目に焼き付けさせてもらうことに。
久しぶりなことを感じさせない登りで左カチまでスムーズにいく。それでもやはり左カチが馴染むまでは難しいようで数トライ。
驚いたのは、トライ間隔の短さ。3.4分で心拍数さえ落ち着けば取り付く。
指皮のダメージは感じないのだろうか。
左カチがひけていて、身体が左足の上ぐらいまで来ている。しかし、スタティックに右手を出すことは難しそう。
真似をしてやってみると、可能性がゼロではない。
僕のリーチなら左に身体を持っていくことができれば、スタティックに右手をリップに届かせることができるかもしれない。
第三の選択肢があるかもしれない。