北山アゲハ

忘れないために、忘れるために、振り返る

ターンインとニーイン

これから書く内容は、その辺にありふれたボルダリング好きのクライマーがメモを残しただけのものであり、何の科学的根拠も統計学的根拠もないものです。メモを残すために書いただけなので、もしここに辿り着いた人がいても平凡なクライマーの戯言だと思ってください。

 

先日クラックス大阪の伝統的イベントの「みにぱ」に参加したときに、某クライミングシューズメーカーの中の人と話をする機会があった。以前にお会いしたときも僕の登り方を見て、「完全にターンインシューズを履く人の登り方になってるね」と言われていた。

そして今回は、「ターンインの登りをしているといつか膝を壊すことになるよ」と。

 

ターンインシューズの最大のメリットと僕が考える、正対時にインサイドで強い出力を出せるという点がクライミングフォームにも影響を与えているのだろう。

僕は10年以上ほぼスカルパしか履いていない。スカルパだけというより、ドラゴLV、ドラゴ、スティックス、インスティンクトSがほとんど。スポルティバ、ファイブテン、浅草クライミング、アンパラレルも履いたことはあるが、使いこなすことはできなかった。

おかげでヒールを信じることができず、ほとんどヒールをしないで登っているが、正対での踏込む力はあるかもしれない。

 

中の人曰く、「ターンインを履いていると親指に力を入れるから、正対の時にニーインする癖がついて、膝を痛める」とのこと。

たしかに某部活のジムに登りに行った時にもニーインの癖を指摘された。それ以来少し意識はしていたのだが癖は抜けていないようだ。

 

とはいえターインを履いているだけで膝を痛めるところまでいくのだろうか?気になってインスタでアンケートを取ってみると、思いの外多くの人に答えていただけた。

結果はこちら

実際にターンインを履いている人の方が膝を痛めやすい割合が高いという結果に。

統計学的にいうとP値が0.17と有意性がある結果ではないらしいのだが、看過し難い。

 

そもそも膝を痛めるのはヒールフックの時が多い気もするが、それに関しても普段の正対での登りでダメージを負ってるからかもしれない。

またターンインを好んで履く人は力ずくで登るようなクライミングをすることが多いのかもしれない。

色々気になることはあるが、50人以上の多くのクライマーにアンケートを答えてもらえたので、ここに残すことにした。